大乗淑徳学園

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学園(本学) の学費についての基本的な考え方 学園(本学) の学費についての基本的な考え方

学園(本学) の学費についての基本的な考え方

 本学園では、新型コロナウイルス感染拡大のなか、新年度早々から、キャンパスにおける通常の授業・行事その他諸活動が行える状況でなく、オンラインによる授業等での対応となりました。新入生はじめ学生・生徒の皆さんにはご不便・ご不自由をおかけし心苦しい次第です。これも学生・生徒、そして教職員の健康、安全、安心を第一に考えての苦渋の決断であり、ご理解をいただきたいと存じます。

 この間、一部の学生・保護者の方から、学校施設の使用ができない中での「授業料」や「施設維持費」等の扱いについて、減額、返還に関するご意見やお問い合わせをいただきました。その都度担当者からお答えしておりますが、改めて本学園の学費についての考え方を説明いたします。

 学費には、授業料、施設維持費等がありますが、いずれも学生・生徒が卒業ないし修了するまでに納める費用の総額を所定在籍年数に等分して納入していただいているものです。したがって、「利用料」という考え方には立っていません。たとえば、施設を利用していない時でも、修繕、保守管理等の経費は発生しますし、学園の持続的発展に向けた、より良い教育(研究)環境の整備といった将来計画のための原資も必要です。

 このことはまた、現在使用されている施設設備等が、かつて在籍した学生・生徒の学費等の集積に依っていることからもご理解いただけるものと存じます。なお、今回のオンライン授業導入に関しては、学生・生徒等に新たな負担をおかけすることなく、インフラ整備等に学園の緊急支援金をもって対応させていただくことができました。これも総合学園ならではのことかと存じます。

 これからも、本学園は、総合学園として各発達段階の教育を担って、教職員一同、質の高い教育の提供に努めて参ります。

 何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

令和2年7月1日
大乗淑徳学園
理事長 長谷川 匡俊