大乗淑徳学園

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令和5年度 大巌寺研修 実施 令和5年度 大巌寺研修 実施

令和5年度 大巌寺研修 実施

 令和5年8月27日(日)・28日(月)に大巌寺にて「令和5年度 大巌寺研修」を実施しました。

本研修は、新たに入職をした専任教職員を対象に浄土宗に関する教養を高めるとともに、勤行、礼拝、作務、食作法など宗教実践を通じて本学園の教職員としての素養を身につけることを目的とし、本学園の「建学の精神」すなわち大乗仏教精神(利他共生の心)の理解を深める機会として実施をしています。

具体的には、淑徳大学千葉キャンパス1号館にある淑水記念館、大巌寺にある宝物殿の見学や学祖墓参、大巌寺で行われた護摩焚きや吉水岳彦先生(東京教区光照院住職)をお招きし三座のご講話を賜りました。吉水岳彦先生の講話では、受講者に対して様々な問いかけをしていただきました。

例えば、
・他者を大切にしているか。自らを大切にしているか。
・目の前の者に心から尽くしているか。
・単に耳を傾ける「傾聴」ではなく、相手を敬う思いをこめた「敬聴」を行っているか。
など

本学園の教職員として、学生・生徒・児童・園児等とどのように向き合っていくのかを考える良い機会となりました。また、双方向型の佛教講話として、受講生からの質問に多く応えていただきました。双方向型の佛教講話を通して、受講生との距離を縮めてくださったことにより、多くの受講生から研修所感として満足度の高いコメントが寄せられました。

研修所感(一部抜粋)
・「利他共生」「感恩奉仕」の具現化に力を入れておりますが、他者に「利他共生」「感恩奉仕」の実践を勧める一方で、自身が「利他共生」「感恩奉仕」を体現する振舞い・活動をしているか深く内省すべきということに気付かされました。
・吉水先生の多岐にわたる豊富な経験やそれを仏教に関連させたお話はどれもとても興味深いものでした。私たち教員は多くの悩みや息苦しさを感じる生徒と日々接しています。教員として、仏教の教えを拠りどころにして振る舞い、生徒に接することができるようになっていきたいと強く感じました。
・今回の研修では学祖の墓参や大乗淑徳学園の歴史や建学の精神にも触れることができ、大変貴重な経験でした 。 自分が所属する学園の歴史や建学の精神の理解を深めることができて、あらためて身が引き締まりました。また、大乗淑徳学園の様々な部門の方々と交流することもでき、有意義な機会となりました。大乗淑徳学園でのご縁をこれからも大切にしていきたいと思います 。
令和5年度 大巌寺研修
令和5年度 大巌寺研修
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